DOUBLE FACE 大坂俊介 少年愛小説
小銭程度だったらいいがと示すつもりで、静佳はスーツのポケットを引っ張り出してみせる。「出ていけっ!早くっ、出ていかないとっ」。ぎゃーっ!鳥肌っ!鳥肌が立つっ!由利は頬を引きつらせ、ジャックに掴まれた右手を闇雲に振り回す。「そうだね。疑うことも少し学んだほうがいい。それともなければ、何でも相談出来る、年上の世慣れた相手を見つけることだよ」。
案の定、阿東は右手の拳を振り上げる。
女相手に何をやっているんだと、嘲笑われても仕方のない状況だ。「誰にも内緒なら、何をしても大丈夫だと思いますけど。……たとえば……」。
「……おめーが俺のことスキって言うまで我慢してたけど……正解」。「そんな……」。咲弥はそれ以上言えなかった。さっぱり判らなくなった。「あ、ああ」。そして。「それがよさそうだ」。
「できるっ!俺、陸のことが好きだっ!やっと判ったんだ、俺っ!自分にとって一番大事な人が誰なのか!こ、こんな落ち込まなきゃ判らないなんて、バカすぎて笑えないけど……」。雅は呆れながら笑っているが、芳樹は恥じ入るばかりだ。「バカでも一般常識くらいあるッ!おまえの方こそ常識ってのを持ってんのかよ?」。「なにが?」。正直に告白したら、西脇が不快に思うだろうとしか、幹は考えていなかったのだ。宗一郎は途中で口を噤んで、コクコクと頷いた。
ボーイズラブ小説作品紹介
チョコレートショップ『冷人』で働き始めた天野克彦は、天才ショコラティエ・永田冷人とスイートな関係。でも最近ちょっとビター気味。何故なら永田が不機嫌なせい。しかも近くにアイスクリームショップが出来ても何もしない。克彦は永田の力になりたくてその店のアイスの味見をするが、それが永田にバレてケンカになってしまう。おまけにその店に女装して偵察に行く事に……。
タイトル:サマー・ヴァレンタイン
著 者 名:剛しいら
レーベル:ダリア文庫e
発 行 元:フロンティアワークス
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大坂俊介の最新関連情報
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